かいゆうBlog ~パパ、看護学生になったよ~

かいゆうBlog ~30歳パパのお受験~

約1年前、このブログの第3回目の時

山梨県内の看護学校を

受験したパパでしたが

結果は不合格

そこから1年、看護助手として

働きながら次年度の入試に

備えていました

きたる2021年秋

ついにその日はやってきたのでした

前回の内容はこちらから↓

かいゆうBlog〜医者なの?医師なの?ドクターなの?https://otsukilab.com/local-picks/kaiyuu008/

番外編【家族紹介】

ローカルディスタンス初のスポーツイベント記事

何年ぶりの受験だろうか

結構前の話にはなるのですが

去年の秋に看護学校の

受験をしていました!

受験したのは山梨県内の看護学校

去年受けたところとは別の学校です

(あれは力試し的な

ノリで受けてるので、今回は

きちんと目標の学校を受験しました)

なんせ受験なんて大学ぶり、

10年ぶりなのでまぁ

どうやってやるのかが思い出せない

とくに受験勉強

「受験勉強ってなにを

すればいいんだっけ…」

パパが受験する枠はもちろん

社会人枠なので現役の人に

比べたら試験内容は簡単なはずなのに、

めちゃくちゃ手前の段階で

躓いてしまった!!

しかも気づいたのは

受験の1週間前くらい、

いやぁ計画性の無さが

諸に露呈してしまっている

けど気づいたのだからよしとしよう

「What happened happened.」

起きてしまったことはしょうがない

「What’s done is done.」

過ぎてしまったことは気にしない

過去は変えられないから、

教訓を活かして前に進もう

持ち前のポジティブシンキングを活かしつつ、

しかし時間はないので最速最短で

最高率の勉強をして

試験に臨もうとした結果

とった行動が

「そうだ、YouTubeみーよおっと」

大・爆・死・確定!!!

じゃあないですよ(笑)

試験内容の解説動画を

みようってことです

実はYouTubeには

試験対策動画が

めちゃくちゃ一杯あります

今となってはなんの変哲もない

ことかもしれませんが

パパが現役の時には

思いつかない勉強法でした

あのころにこの方法があれば

もっといい大学に…

それは無理か。

とにかく技術の進化と

リテラシーのある教育者達に感謝して

YouTubeで受験勉強を始めることにしました

社会人入試ってどんな感じ?

そもそも看護学校の

社会人入試とはどういったものなのか

受験資格は学校によって

様々ですがパパの受けた学校では

「社会人経験が2年以上」

あれば社会人枠で受験することができました

試験内容は

  • ・筆記試験(現代文)
  • ・小論文
  • ・面接

の3つです

これも学校によって変わりますが

パパの調べた中では

この3つで社会人受験を行っている

学校が多い印象でした

(中には国数英3科+生物とかで

行ってる学校もありました。

医療関係だから

生物がはいってるのかな~と

勝手に思ってます)

でパパはこの3つ全て

YouTubeで対策しました(笑)

余談ですが、なぜ筆記試験は現代文なのか

これにはきちんとした理由が

あると思ってます

(パパの持論が含まれます)

現代文の試験は主に

「文章を読み解く問題」

「文章の内容を相手に伝える問題」

「漢字の読み書き」

「日本語の正しい使い方」

などで構成されています

医療の世界で

仕事をして思ったのですが、

看護の世界では

「患者の情報や状況を的確に伝える能力」

というのがものすごく必要になります

看護師の一日は「申し送り」と呼ばれる

勤務交代時に患者の情報を

共有しあう時間から始まります

この時に申し送りをする人が

適切に情報を伝えられなければ

業務の全てに支障が出てしまいます

また日々の業務伝達はもちろん

急を要するときには

この能力の如何によって

患者の生死が別れるほど

重要な能力です

つまり現代人が現代文を

正しく理解していないと

意思疎通、伝達が出来ずに

仕事に支障がでてしまうから

それができる人を選定するために

筆記試験の項目に

現代文があるわけです

他にも看護師に重要な能力、

知識として「アセスメント」

「エビデンス」というものも

ありますがこれらは

医療の世界における

この言葉の認識というものが

通常のものと異なりますので

詳しくは次回以降のブログで

解説しようと思います。

なんせパパも目下勉強中ですので笑

あとは社会人としての能力をみる

意味でも現代文が

適用されていると思います

正しい日本語使えてたのか、

伝達能力があったのかどうか、

この辺がみえてくるテストなので

ちなみにパパは

現代文めちゃくちゃ苦手です

(このブログを読んでる方は

既にお分かりだと思いますが…汗)

で試験当日までにYouTubeで対策を行い、

学校資料に含まれていた過去問を

何回かやって挑んだ試験でしたが

結果は…合格でした!

いやぁ、やればできるもんですね

やった感じは

まったくないけれどね!笑

いや、私の頭がいいからと

言いたいわけではありません

(そんなこと微塵も思っていません)

YouTubeの解説が

有能だったからです(真顔)

でもせっかく合格できた身なので、

勉強で得た知識というか

勉強方法を少しだけ話そうと思います

今から社会人枠で

看護学校を受験しようとしてる人の

助けになればいいな

(その人がこのブログを

みているとは限らないんですけどね)

筆記試験(現代文)

先ほど説明したように

現代文の筆記試験は

「文章を読み解く問題」

「文章の内容を相手に伝える問題」

「漢字の読み書き」

「日本語の正しい使い方」

などで構成されています

(難易度は受ける学校の

レベルによって上限しますが

基本的な形はこんな感じです)

もっと大きくいうと

  1. 文章問題
  2. 漢字問題
  3. 日本語の使い方問題

の3つです

なのでこの3つの

対策をしていれば

現代文の試験は

OKってことになります

で漢字の問題は、

覚えるしかないので

勉強方法はありません涙

パパもこればかりは

ひたすら覚えました

(けど社会人入試にでる漢字は

漢検3級くらいの問題が多いので

3級を受かれるように

勉強すれば大丈夫だと思います)

③日本語の使い方も

記憶問題的な要素が強いので

これも覚えるしかないのですが

捻った問題はあまりでないので

基本的な言葉の

「敬語」「尊敬語」

「丁寧語」「謙譲語」を

覚えておけば大丈夫ですし

その辺は社会人経験があれば

意外といけるんじゃないかなーと

思います

注意しなければいけないのは

「ら抜き言葉」と言われるもので

これが結構ミスりがちだなーと思います

ここで詳しい解説はしませんが

例えば「教えれる」じゃなくて

「教えられる」だよってことですね

(間違ってたらごめんなさい)

現代に生きる僕にとっては

まったく気にならない

言葉づかいではありますが

試験的にはNGなので

気をつけましょう

で厄介なのが①の文章問題です

パパもこれが一番苦手で

現役のときもめちゃくちゃ

点数が低かったのを覚えてます

なのでこれを今回中心に

YouTubeで勉強したところ、

ちゃんと理解することが出来ました!

これはパパが解説するよりも

動画みたほうが早いと思うし

内容が現代文ってなんなのかが

わかるおもしろいものなので

受験しないって人も

ぜひ一度見てみてください、

この先生めちゃくちゃわかりやすい!

動画で解説してるのは

たった1問だけですが、

この動画をみたことで

現代文に対するハードルが

下がった気がしました

パパにとっては

これが重要で

これだけでよかったんです

向き合う姿勢が変わるだけで

頭に入ってくる情報の

優位性が変わりました

自分の頭できちんと

「必要な情報」として

現代文の勉強を

取り込むことが

できるようになったのです

勉強は学生の時だけのものではないと

いうのはもう痛いほど

わかっていましたが、

大人になって

「この勉強がお金に直結するんだ」って

理解しても中々意欲的に

取り込むことができません

意欲的に取り込むためには

取り込む情報の優位性を

自分の脳の記憶を司る部分に

正しく認識させる必要があり、

そのために必要なのが

「動機づけ」です

でパパはこの動機づけを

「YouTube」という媒体に

頼りました

参考資料を読むより、

塾に通うよりハードルが

低かったからです

ハードルが低いから

自分に対する動機づけに

継続性が生まれました

(時間にしたら数時間なので

大した事ないのですが

それでもその数時間に向かう

動機づけがものすごく重要でした)

この法則は万人に

当てはまらないかもしれませんが

「勉強めんどくさいな」

「時間ないな」と思ってる人は

「学びたいことの解説をYouTubeで観る」という

ことを1回やってみてください

小論文

次に小論文ですが、

もちろんこれも

YouTubeで勉強しました

YouTube観る前に

過去問のお題で

1度書いてみたのですが

出来上がったものと

解説している内容を

見比べてみると

パパの書いたものは

小論文ではなく

作文だということがわかりました

そもそも小論文というものの

定義を理解してなかったですね

(現役のときにもやったはずなのに、

その時も作文になってたのだろうか…)

小論文で大事なことは

問われていることはなにかを

理解することです

この辺は現代文の試験対策に

類似するものがあります

「意見を述べよ」なら

自分の意見を

論じなければならないし

「賛成、反対を述べよ」なら

答えたうえで

理由もしっかり

述べなければなりません

これだけ聞くと

「いや、むずいしょ」って

思うかもしれませんが、

小論文の基本構成さえ

理解できれば結構簡単に

できるようになります

パパ的構成をまとめてみますので

小論文書こうと思ってる人は

参考にしてみてください

(ほんとうに誰得なのだろうか)

【段落は4つに分ける】

  • ①1段落目は結論ファースト
  • ②2段落目でテーマ(お題)を肯定する
  • ③3段落目でテーマを否定&持論を述べる
  • ④③段落目の意見をまとめて結論を述べる

注意点としては

・①と④で結論が変わらないようにする

・全肯定、全否定はしない

・経験談をいれるときは事実から逸脱しないように注意

といったポイントだけ

押さえれば誰でも簡単に

小論文対策が出来てしまいます!

がもちろん動画をみないと

わからないと思うので

これもリンク先を貼っておきます

小論文の定義を知らないと

作文になってしまいます、

パパもそうでしたから

特に社会人で受験する場合は

小論文対策をしてくれる人が

いないのでなにもしらないまま

試験にいくと

大変なことになってしまいます

少なくとも動画を見ておけば

小論文を作ることが

できるようになるので

時間がなくても動画だけは

見ておくといいと思います!

面接

社会人入試で

面接対策はほぼないと思います。

散々経験してますしね(笑)

ただ看護学校の受験に関して言えば

「看護師になる理由」と

「看護師になったあとのビジョン」は

明確にしておくべきだと思います

看護学校という特性上、

卒業後の仕事は

「看護師」になる前提で

全てが進みます

なので看護師になる理由が

明確になってなければ

いけないのは至極当然なのですが、

それと同じくらいに重要なのが

「看護師になったあとのビジョン」です

これは看護師の仕事の

特性にも関係しています

「看護師になるために看護学校に行く」

これは半分正解半分不正解です

正しくは「看護師免許の

国家試験受験資格を得るために、

また国家試験対策の

勉強をするために

看護学校に行く」これが正解です

なので看護学校の授業カリキュラムは

国家試験対策が主で

看護、医療に関する知識は

全体の2割くらいしか

授業で得ることができないので

残り8割は自分で

勉強しなければなりません

(たった2割だけーって

思いましたが、

意地悪で教えてくれないのではなく

2割しか教えきれないくらい

医療の知識は膨大かつ

日々変化しているということみたい)

なので資格取得後

病院で働きだした1,2年目は

基本的に勉強尽くしです

そもそも看護師の

育成カリキュラムは

学生で終わらず病院でも

引き続き行われることが

前提となっております

それを踏まえたうえで

先の面接の質問に戻りますが

「看護師になった後のビジョン」が

この時点で明確になっていなければ

看護師になった時点で

目標が達成されてしまい

育成カリキュラムが

全て終わる前に

モチベーションが達してしまうと

判断されてしまう

可能性があるということに

なってしまいます

だから受験の時点で

そこまでのビジョンを

もっておいたほうが

いいということです

面接対策で基本的な方法を

教えてくれる人は

たくさんいると思いますが

ここまでの対策をさせる人は

あまりいないかもしれません

しかしパパが入学後に

社会人で合格した同期の人と

話した時にみんな同じ

この2つの質問を受けていました

なのでこの対策は

確立的にもしておくべきだと

思いますし、

ただ対策するだけではなく

その質問をされる背景、

理由を理解し自分に対して

「動機づけ」することが

大事だと思います

動機づけさえ出来ていれば

後はそれぞれの用意した

対策に向かうだけです

しかしいくら明確なビジョン、

動機を持っていても

面接の基礎が出来てなければ

それだけで落とされてしまいますので

基礎だけはしっかりと

動画をみて押さえておきましょう

面接対策の動画は

試験対策動画の中でも

相当な数が出てますので

全部を網羅しようとはせず

1,2個サムネでいいなと

思ったやつだけ見て

足りないと思ったら

他も見てみる程度で

いいと思います!

あとは専門分野の面接であれば

ブログなんかを書いている人も

いるのでそれを参考にしてもいいかも!

看護学校の社会人入試は簡単?難しい?

これらの勉強法を用いて

受験に臨んだ結果

合格することができたパパ

簡単だったから合格できたのか、

難しいけどしっかり

勉強したから合格したのか

パパの主観でしかないですが、

看護学校の社会人入試は

そこまで難しくないと思います

パパが受けた学校の

社会人の合格率は2倍でした

(2人に一人は受かる計算)

大前提にこの学校が

社会人を多くとる学校という

理由があるので

一般の看護学校で言えば

2~3倍くらいが

平均なのでそこまで

難易度は高くないと思います

ただ簡単だと言い切らない理由は、

看護師になる理由、

なった後のビジョンが

明確でなければならないからです

明確であればあるほど有利なので

看護師になるというだけの目標しか

持ち合わせてない場合、

明確な目標・目的をもった人が

多ければ多いほど

不利になってしまう場合があるからです

だったら明確にしておけば

イージーなんじゃね?って

思いますがそもそも自分の想いを

明確に相手に伝えることって

レベル高くね?ってパパは思います

さらには明確かどうか、

そのビジョンは学校の求めているものと

合致するのかどうかは

面接官の捉え方や

時の運も関わりますので

そういった理由も含め

明確な目的、目標がなければ不合格になってしまう

・逆に頭脳はそこそこでも勉強法と明確な目標さえあれば合格できる確率は高い

といった理由から

「難易度は高くないが決して簡単ではない」

入試であるとパパは思いました

学校に入学しなければならない、

国家試験に受からなければならないので

看護師の資格免許は

ハードルが高いと思ってましたが

入口に立つまでのハードルは

そこまで高くないと思うので

チャレンジには

もってこいだと思います!

といった訳で

実際に合格することができた

パパなりに看護学校の

社会人入試について

話してみました

何度も言いますが

誰に向けての話だったのーって

自分でも思ってます笑

この人って明確にはないのですが…

たった1年医療の世界で

働いたパパなりに

感じてる危機感というか、

特に地域医療の将来性に関して

強く危機感を感じていまして

というのも、

医療現場の人員不足

ずーっと言われておりますが

特に地方の病院は

深刻化している状態にある

と言われています

その理由は

働く人の高齢化

とにかく若い看護師がいないのです

地方の中でも

大学病院と呼ばれる

大きなところはまだいいですが

市立病院などの規模になってくると

若手の人員不足は

深刻な状態にあります

若手不足がどのように深刻なのかというと

5年後、10年後にはいま

現役で働いている

看護師さんの多くが

定年を迎えてしまいます

働く人がいなければ

病院としての機能は成り立ちません

すると病院は受け入れる患者を

制限しなければならなくなる

果ては病院がなくなってしまう

最終的に地方で

病院のある場所は

人口の多い地域に

限定されるため、

遠い場所に住む人は

実質適切な医療が

受けられないということになります

もちろんこれは最悪の場合ですが、

このままなにもしなければ

当然の未来になってしまいます

だからって自分に出来ることは

ないかもしれないですが

少なくとも危機感感じてる人が

こういった情報を発信することで

この状況に気付いてくれる人が

いるかもしれない

その人に届いた時に

このブログが役に立つかもしれない

その上で少しでも

医療の世界に携わる人が

増えてくれれば

自分や子供達の未来に

適切な医療形態を残せるかもしれない

その希望を自身の行動の動機付けとして、

資格取得のために

学校に行き勉強をしています

(後付けな部分も多いですが、

継続するために

モチベーションを

アップデートしていると

認識しています笑)

そんなわけでパパが学校に

合格したよっていう話でした!

合格発表もできたので

次回とかはまた病院のことを

話せたらなって思ってます!

今回も読んで頂きありがとうございます😊

また次回もよろしくお願いします🤲