DIY…DIY…
そろそろ文字るのもしんどくなってきたので、
普通に行きたいと思います。
どうも、つきうら店主 山田ことアサトです。
なぜか、わたるんのDIY親方になっています。
Do It Yourself
この精神は、きっと生まれたときから遺伝子的に組み込まれてます。
大月は、というか、昔の人はけっこう何でも出来ちゃう先人達が多いです。
祖父は戦争を生きた人ですが、戦後は鉄の加工、つまり鍛冶仕事で家を守ったそうです。農耕馬の蹄鉄作ったり、道具を直したり、何でもしてたそうな。
そして何でも大きなことは地域で協力しあってやっていたそうな。
農業もだし、小屋を建てたり、家引きといって、同じ場所に建て替えるために今ある家をまるごと移動させたり。(これほんとびっくり)
祖父の家には様々な道具があって、盆暮れ正月、遊びにくると家中ワクワク探検してました。
スコップや鎌が大量にあったり、
一斗缶で塵取りが作られてたり、解体した家や小屋の様々な木材が保管してあったり、
蚕をやっていたので、マンション生活の私には家の造りも面白く、ずーっと見ていられた。
遊びにきても従兄弟達に会う以外やることがないので、ウロチョロみてまわってました。
それ以外何も無いし、一年二年経っても時が止まったみたいに変化がないのに、
見れば見るほど、なるほど!な知恵と応用がたくさん。
そんな我が家の基本は
とりあずバラす!
壊れたら、捨てる前に分解して直してみる。
どうせ捨てるんだし、もとに戻せなくてもいいけど、もしかしたら直ったりして。という期待。
そして、部品取りみたいに使える部分はとっておいたり。
なぜ壊れたのか。
どこが壊れたのか。
なぜそれがないと動かないのか。
修復には何が必要なのか。
代わりの役割を果たせるものは??
とにかく考えて手を動かして考えて。
過去の引き出しをあけてまた考えて手を動かす。
直らない理由がはっきりすると納得で諦めつくし、
次はそこに強い製品を選ぶことができる。
これが凄くいいことだと、今回のリノベーションであらためて気づかされた。
あるものをバラしていくということは、その物がどうやって出来ているのか、強度を保っているのか、一つ一つのパーツが何の役にたっているのか、知ることができるのです。
それは先々、応用力と創造力に繋がるのではないかと。
作っているときや、思う材料がないとき、閃くのはこのおかげだなと実感。
在るに頼らず、無いに向き合う。
きっといろんな事が、そうやってできているんだろうなぁ。
無いは楽しい。