どーも、歩く贅肉です。
突然ですが、うどんと聞くと・・・
どこのうどんが思い浮かびますか?
香川の讃岐うどん
秋田の稲庭うどん
埼玉の熊谷うどん
大阪のカスうどん
などなど
全国にはたくさんのご当地うどんがありますよね。
その中で
山梨県の吉田(よしだ)うどん
について今回は調べてみました。
山梨と聞くと・・・
やっぱり「ほうとう」が思い浮かぶのですが、
この吉田うどんも、古くから郷土料理として食べられている様です。
吉田うどんってどんなうどんなの?特徴は?
吉田うどんは山梨県富士吉田市又は山梨県郡内地方を中心として食べられているうどんであり、
農林水産省が主催する郷土料理のイベント《農山漁村の郷土料理百選》にも選ばれている
山梨の郷土料理だそうです。(ちなみにほうとうも選ばれている)
吉田うどん(提供する店舗)は、
麺や出汁の味を楽しんでもらうため、かけうどんやつけうどんなどシンプルな味付けのうどんが多く、キャベツや馬肉がトッピングされていることが一般的なのだそうです。
また、吉田うどんを提供するお店には、
「すりだね」と呼ばれる薬味が置かれているそうです。
これはゴマ・山椒・唐辛子などを混ぜ合わせて作ったこだわりの薬味で、ひと味違ったうどんを楽しむことができる様です。
そして、なんと言っても吉田うどんには
日本一と言われる程、まぢで硬い麺
といった特徴がある様です。
その硬さは日本一!?
吉田のうどんの最大の特徴は、
なんと言っても
歯ごたえとコシがとても強い麺。
「まぢで硬い!コシがやばい!!」
けど、
噛めば噛むほど素材と出汁の旨みが口いっぱいに広がる。。。
その麺の虜になる人は数知れず、吉田うどんを提供するお店さんには
連日多数のお客さんが来店するのだとか・・・
そもそも、吉田うどんはどうしてそんなに硬いのでしょうか?
そのルーツは吉田市の中心産業にある様です。
そのルーツは繊維業?吉田うどんが硬い理由とは!?
昭和初期、富士吉田市では繊維業(せんいぎょう)が栄えており、
下吉田地区の半数以上の世帯が繊維業を営んでいたとの事です。
繊維業において、織物の機械を動かす女性は重要な働き手である為、
負担を減らすために、昼食作りは男性が担っていたとの事です。
そこで多く作られていたのがうどんであり、
男性の大きな手で力強くこねて打ったうどんは、
仕事の合間の短い時間で食べられる
腹持ちが良い
として
広く知れ渡るようになったそうです。
これが
吉田のうどんのルーツ
であり、
今現在でも受け継がれているのだそうです。
吉田うどんについてのまとめ
吉田うどんについてまとめてみると、
・山梨県の郷土料理である。
・最大の特徴は硬くてコシがある麺。
・硬さのルーツは繊維業。
という感じですね・・・
いやはや、ルーツを辿ると、その土地に住む人間の人柄がみえてきますね。
そして
食べ物系の記事は深夜に書かない方が良いと気づきました(笑)(個人的な感想)
山梨県大月市で吉田うどんを食べる場合は・・・
さてさて富士吉田市のことばかり書いてきましたが(笑)
このサイト名は大月ラボ・・・
大月市でも吉田うどんを味わえるお店があるのでご紹介させていただきます。
【吉田屋】
大月駅徒歩5分の所にある老舗で、こちらのうどん屋さんでは
店主の方が毎日うどんを手打ちしているのだとか・・・
ここまで読んでくださった方は、
「コイツ《〜だそう》とか《〜の様です》が多いな」と思ってるかもしれませんが、
僕は吉田うどんを食べたことがありません(笑)
たまちゃんが、吉田屋さんの美味しそうな食レポを書いていたので、
ついつい気になって調べてしまいました
味覚の共有は現地にいる人しかできませんからね〜