Web3.0とは~3つの世代からみるwebの進化~

ご無沙汰してます。

Zinです。

久しくブログを離れていたのですが

日々進化していくテクノロジーに

置いてかれないよう

自分のメモ代わりとしても

ブログを再開していこうかな~っと

考えてます。

今回は世界中で話題となっている

「Web3.0」について

僕なりにわかりやすく

嚙み砕いて綴っていこうと思います。

Web3.0とは

近年、世界中で話題のバズワードです。

従来の「Web1.0」、

現在の「Web2.0」、

とは完全に定義が異なる

分散型インターネットです。

インターネットが

この世に誕生して以来の

革命的発明と称えられています。

いまいちピンとこないと思うので

これまでのWebの進化と共に

説明していこうと思います。

Web1.0

1990年代に

WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)が

開発され

誰もがWebサイトを

構築することが出来るようになり

情報の公開、取得が可能になりました。

新聞、ラジオ、テレビ等の

メディアがメインだった時代に

革命が起きました。

しかし、インターネットを使用するにあたり

パソコンを入手したり

勉強しなければいけなかったり

金銭面、学習面に

かなりのコストがかかりました。

そのため

web上に情報を公開するのは

企業やマスメディアがメインで

一般人は一方的に

流れてくる情報を

読むだけという情報でした。

通信規格も整備されておらず

データ容量の重い画像や

動画を送信することは

夢のまた夢でした。

(比較的容量の軽い

音楽ファイルでさえギリギリ)

相関図を表すとこんな感じ

Web2.0

スマホの爆発的な普及に伴い

個人レベルの情報発信が

容易になった時代を指します。

つまり現代ですね。

Webアプリやスマホアプリ、

SNSが発展し

コストをかけずに誰もが

情報を発信できるようになりました。

また

3G、4Gなどの通信規格も発展し

データ容量の重い動画も

扱えるようになりました。

人々が情報をリアルタイムで

共有することができ、

情報に即効性を持たせることが

できるようになりました。

相関図はこちら

問題点

一見するととても便利な

Web2.0ですが

  • ・情報の中央集権化
  • ・プライバシーの危機

といった

問題点を抱えております。

・情報の中央集権化

GAFAM(ガーファム)

グーグル・アップル・

フェイスブック・アマゾン・

マイクロソフト

を筆頭とした

巨大テック企業が弾頭し

情報を独占しています。

みなさんもSNSで

自分のアカウントを開設するとき

氏名や住所、生年月日といった

個人情報を登録させられていますよね。

これにより情報の中央集権化が成立し

SNSアカウントが企業に監視され

怪しいことをつぶやいたりすると

凍結させられてしまいます。

このようにユーザー権利が

開設者本人ではなく

企業側になってしまっています。

・プライバシーの危機

前回の項目と関連してますが

個人情報がひとつの企業に

集約されてしまうと

企業側に情報が

公開されるのはもちろん

セキュリティの問題により

個人情報が流出してしまいます。

実際に様々な企業が

問題を起こしてますね。

いつ誰に自分の情報が公開されているか

わからない状況に

陥ってしまっているのです。

・所有権の独占

データの所有権が

プラットフォームに吸収され

コンテンツの作成者に所有権が

なくなってしまっています。

SNSでなにかつぶやく

→コンテンツ(投稿文・画像・動画)を

作成し発信する

上記の流れに沿って

発信するかと思います。

この流れであれば、

データ(コンテンツ)の

所有権は作成者に

あるのが普通です。

しかし、プラットフォームが

コンテンツを吸収し、

プラットフォーム自体が

作成者になってしまいます。

仮にSNSが何らかの理由で

サービス終了になったとします。

その場合、SNS上で貯めていた

コンテンツは全て消えてしまいます。

以前アメリカ元大統領

ドナルド・トランプ氏の

Twitterアカウントが

凍結されるニュースが

報道されてましたね。

これは個人の発信した情報が

実は自分の所有権でなかったことを

物語っています。

Web3.0

「Web3.0」が世界中で

注目されている理由は

Web2.0の課題点を解決できるからです。

Web3.0を簡単に言うと

ブロックチェーン技術を利用し、

管理者のいないインターネットです。

そしてブロックチェーンとは、

取引履歴を暗号化し、

一本の鎖のように繋げ

誰にもデータを

改ざん出来ないようにする技術です。

現在の大企業が個人情報を独占している

中央集権型のネットワークから

管理者のいない分散型のネットワークへと

変化します。

こんな感じ

では、次に分散型になるメリットは

なんなのかを

記述していこうと思います。

・プライバシーの保護

私たちはGAFAMを筆頭とした

様々な企業のサービスを

利用することができます。

ほとんど無料で利用できますが、

その代償に個人情報(行動履歴)

を渡しています。

しかしWeb3.0へ移行すると、

IDとパスワードの登録が不要になり、

それぞれが所持する

仮想通貨ウォレットアドレスのみで

サービスを利用することが

できるようになります。

匿名性が保証され、

プライバシー保護に繋がります。

そのため、個人情報流出という

概念自体が存在しなくなります。

・通貨のボーダーがなくなる

個人間で金銭のやり取りをするとき、

自国の金融機関を介して

送金や貸し借りをしています。

Web3.0では世界各国一律の

通貨になるため、国内問わず

国外への送金が簡単に行うことが

できるようになります。

そして一人一人が各々のウォレットを

所持するようになり、

銀行口座を持たない人にも

金銭のやり取りが可能になります。

・所有権の明確化

多くのクリエイターはSNSなどの

プラットフォームサービスに作品を

投稿しています。

不特定多数の人が作品を

所持することができ、

改ざんも容易にできてしまいます。

Web3.0ではNFT

(Non-Fungible Token 非代替性トークン)

といったブロックチェーン技術を用い、

自らの生み出した作品を

唯一無二のデジタル資産に

することができます。

つまり、特定の人物しか

作品を所有することができなくなり、

無断で使用されることや

改ざんされる心配がなくなります。

その結果クリエイターが確実に

対価を受け取ることができるようになり、

クリエイター中心の経済圏が

活発になります。

まとめ

今回、Webのこれまでの発展や

Web3.0の特徴についてまとめました。

メリットを挙げましたが、

まだまだ課題点もあります。

実際に僕もWeb3.0の

サービスを試してみましたが、

利用できるようになるまで

かなり苦労しました。

概念の理解から、

それに関連する単語の意味を

都度調べたり…

それなりのITに関する知識が

必要になるため、

利用するまでのハードルが

高く感じました。

世界中で流行している

Web3.0の時代に取り残されないように

今のうちからWeb3.0のサービスを

利用し、時代に追いつける

ようにしようと思います。

次回またお会いしましょう!